こんにちは。
倉持建設工業、東京オフィスの山﨑です。
金曜日はエンタメデイ。
本日は、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』をご紹介します。
ガンダムです。ガンダム。僕らの世代の男の子はほぼ100%ガンプラで育ったと言っていいのではないでしょうか(まじか)。
ニッパーや、やすりの使い方、色の塗り方やシンナーのにおいなどは、皆基本ガンプラで覚えたことでしょう。
僕が小学生のとき、ファーストガンダムの14年後の作品として上映されたのが、本作、逆襲のシャアです。
当時の僕は7歳だったので、ほぼ戦闘シーンしか見ていなかったのですが、それでも印象に残ったのがブライトさんのこのセリフです。
「すまんが、みんなの命をくれ」
シャアがコロニー落としを仕掛け、このままでは大質量のコロニーが地球に落下して人類が居住できなくなるというその時、歴戦の艦長であるブライト・ノアが、これが決死の作戦になることを悟り、艦の乗員にこう言って敬礼するシーンです。
来週から始まる現場が決死の現場になる可能性が高いので、朝礼でみんなに言ってみようと思います(たぶん皆逃げる)。
いやぁ、小さいときはアムロとかシャアが好きだったんですが、今になってみると、アムロはわがまま気質なエースパイロットですし(僕が一番、ガンダムをうまく使えるんだ)、シャアはマザコンでロリコンのテロリストなので(ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ)、ブライトさんのような常識人に心惹かれます。
え?ダブルゼータ?知らないなぁ(本当は好き)。
しかし自分の中では当たり前になっていましたが、ガンダムって今思えばすごいストーリーです。
箇条書きにすると、
①シャア(キャスバル)、ジオンの子として生まれる。
②ジオンが死亡したので、政敵のザビ家に追われ、地球へ。母親と生き別れに(そしてマザコンに)。
③ザビ家が父親を暗殺したと信じて復讐を決意。幽閉されていた母親も病死してしまい、もう、復讐の鬼になる
④地球で出会ったインド人の少女を母親とか言い始める。
⑤ザビ家に復讐するためにジオン軍に入る。謎の人間的魅力とMSの操縦技術で、仮面をつけているのにのし上がる(まずよく入隊できたな)。
⑥一年戦争勃発。ルウム戦役でオワコンの宇宙艦隊を沈めまくって出世。
⑦主人公のアムロを使ってザビ家の末っ子を謀殺。
⑧主人公のアムロが強くなりすぎて、ザビ家の次男が死亡。
⑨ザビ家の長男が父親を謀殺。
⑩主人公のアムロがもっと強くなりすぎて、母親とか言ってた少女が死亡(でもこれ絶対シャアのせい)。
⑪主人公のアムロがさらに強くなりすぎて、ザビ家の長男がてんやわんやしてるところを、ザビ家の長女に忙殺される。
⑫主人公のアムロが強くなりすぎて、もうなんか超能力者みたいになって、大した盛り上がりもなくシャアが敗北。
⑬フェンシングする
⑭了
これがファーストガンダムのだいたいのあらましなのですが(だいたい過ぎる)、よくこんなの放送できましたよね。ということで、実は機動戦士ガンダム、当時は打ち切りという形で幕を下ろしています。
しかしながらその後訪れたガンプラブームをけん引したおっさんたちがコアなファンとなり、続編の機動戦士Zガンダムが大ヒット。なぜかさっきのマザコンが味方になるなどのハプニングを経て、最後主人公が廃人になるというなかなかの名作でした(ひどい話だ)。
その後、ファンの間でも評価が分かれる、機動戦士ダブルゼータガンダムがスタート。子供向けのガンダムを意識して作ったところ、全然売れなかったので、後半はもう、ドロドロして見ていられません(私よ、死ねぇー!)。
そこから、数年の時を経て、機動戦士ガンダム 逆襲のシャアが上映されました。
数年ぶりのアムロを見て、いつの間にかブライトさんを呼び捨てにしているアムロにどんびきしました。
しかし、数年ぶりのシャアを見て、その変態ぶりに、僕らはある意味安心したものです。
そして、数年ぶりのブライトさんがまじで格好いいので、これから映画を見る人は主人公とそのライバルとかはどうでもいいので、是非ブライトさんに注目してください(えっ)
早く閃光のハサウェイ上映しないかな。
東京オフィスからは以上です。
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