新型コロナウィルスについてスペイン人の友達と話したこと

こんにちは。

倉持建設工業、東京オフィスの山崎です。

先日、スペイン人の友人と打ち合わせをしていたときに、ふとコロナの話になって、思う所があったので書いておきます。

Ramonという友人と、別のスペイン人と3人で話をしていたのですが、Ramonは昨年の11月、もう一人は今年の1月以来、ずっと日本にいるそうです。一度日本を出国すると、事実上戻ってこれないらしく、仕方なく日本に居続けています。

当初は二人とも楽観視していたそうです。

Ramonも4月頃話してた時には、7月に一度スペインに帰ると言っていました。

ところがどっこい、あれよあれよという間に世界中で感染者、死者ともに増加し、世界はすっかり分断されてしまいました。

彼らは今年のクリスマスも、おそらくは帰れないだろうと言っていました。


その時に思ったのですが、彼らはEUや米国と比較して、日本はかなり安全だと思っていて、すっかり安心しています。

外出自粛、とか言ってここまで自粛するのは日本人くらいだと言っていて、事実そうだろうなと思います。あとは同調圧力が強い韓国人とかもでしょうか。

あとは、キス、ハグ、握手をしないとか、マスクをしていても自然に受け止められるとか、部屋に入るときに靴を脱ぐとか、そういう慣習的なところが大きい気がする、と言っていました。


新型コロナに関しては色々な意見があります。最近は自粛は意味がない。経済を優先するべきだという意見も勢いが増してきていて、もちろんそれも重要だと思います。

でも、これは単純な2項対立ではなく、安全だし、かつ経済も回せる、という状況を作るべきではないでしょうか?

中国や台湾、それにニュージーランドではかなりうまく行っているようです。

当の武漢など、もうほとんどコロナ前の生活を謳歌しているそうです。


コロナをゼロにするのは無理だ、だから封じ込めは意味がない、という意見も聞きますが、何事もゼロにするのは無理だしコストがかかりすぎると思います。

中国や台湾がやっているように、かぎりなく感染をゼロに近づけ、クラスタが出たら瞬間的に鎮圧するようなシステムが必要だと思います。

誰かが言っていましたが、ゴキブリが絶対にゼロにならないから、と言ってゴキブリを駆除しないレストランはありません。

コロナに関して、ノーガードでいい、風邪と変わらない、というのは、乱暴だと感じます。


僕がスペイン人たちと話していて思ったのは、日本は安全でいいよねーと言われるような環境はお金を払っても簡単に手に入るものではなく、今後もなんとか維持していきたいよなーということでした。


まぁ、そのRamonがPCR陽性になりやがったので、一週間自宅待機させられたんですけどね(僕は陰性でした)

東京オフィスからは以上です。

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