君は何のためにここで働くのか?

こんにちは。

倉持建設工業、東京オフィスの山﨑です。


単身赴任中ですが、僕は料理男子なので食生活は問題ないのです。ただ、昨日うちの常務と一緒に買い物行ったら山ほどカップ麺を買っていて、唖然とした山﨑です。

#竜ちゃん、死ぬぜ?



さて、今日は昨日に引き続き、君は何のために働くのか?というテーマで話したいと思います。

っていうか、これ、僕がよく聞かれます。

特に海外の人から聞かれますが、何で大学出てて、色々資格持ってて、コネクションがあって、英語もできるのに、まだ現場出てるの?ってやつです。

本当に仲が良くて一緒に仕事している人はそんなこと言いませんが、にわかからはよく言われます。

#にわか呼ばわり


それに対する僕の答えは、実は定まっていなくて、そう言えば僕は何でここで働いているのか、よくわからなくなりました。

#今?


ただ言えるのは、労働の形は変わってきていて、賃金は必ずしも苦痛の対価ではなくなっていると思います。僕はこの仕事で苦痛は感じません。家族を置いてきているのはつらいことですが、仕事自体をつらいと思うことはありませんし、まず退屈しません。

僕にとって(多分誰にとっても)退屈は最強最悪の敵なので、まず退屈な仕事は僕には向いていません。

昔と違うのは、どれだけ苦痛な時間を過ごしたかが、賃金の基準ではないということです。(いわゆる拘束時間というやつですね。実に日本的な考え方で、僕は好きではありません)


時代は変化してきていて、COVIDをきっかけに、労働時間(インプット)ではなく、成果(アウトプット)で評価する時代になってきました。こうなると、労働者も管理者も、経営者も大変です。これまでやったことのない方法で人を評価し、評価されなければいけなくなります。

そういう世界になれば、僕らのマインドも変わってきます。つらいことをしても、楽しみながらでも、10時間かけても、1時間で終わっても、同じ成果物に対しては同じお金しかもらえないとしたら、誰しも楽しみながら短時間で成果物を得たいと思うのではないでしょうか?

例えば5時間地獄のように退屈な時間を過ごして10万円もらうのと、あっという間に過ぎる楽しい6時間で8万円もらえる場合はどうでしょうか?

あるいはボランティアの人たちはどうでしょうか?イベントスタッフの有料ボランティアなどは、お金を払って働いています。好きなイベントで働くということが消費になっているんですね。


こういう時代がすでにやってきていて、僕らはより一層「なぜここで働くのか?」という問題に真剣に向き合わなくては行けません。


僕はデスクワークは得意ですが嫌いなので、さっと終わらせて現場に行きたいタイプです。基本的にすべての答えは現場にありますので、事務所でうじうじしているよりは現場に行ったほうが早いし楽しいです。

好きなことは夜中までやってても平気ですが、嫌いなことは1分でも嫌です。地獄のように不機嫌になります。

#単純作業とか、嫌い


スティーブ・ジョブスが(当時は癌を公表していませんでしたが)こういうことを言っています。


If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?

(もし今日死ぬのだとしても、本当に今からすることをしたいと思うか?)


一度きりの人生です。どうせなら、楽しく笑いながら生きて、笑いながら苦労して、笑いながら悩んで、笑いながら死んでいきたいですよね。

なので、「君は何のためにここで働くのか」の僕の答えはシンプルです。


「楽しいから」


楽しくなくなったらやめまーす。


東京オフィス(コーヒーブレイク)からは以上です。

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