デジタルトランスフォーメーションがやってくる

こんにちは。

倉持建設工業、東京オフィスの山﨑です。




このブログでも何度か触れていますが、ついにデジタルトランスフォーメーション(DX)がやってきます。

日本で言えば、デジタルファースト、ワンスオンリー、ワンストップということが言われています。

デジタルファーストとは、基本的に紙ではなくデジタルであるということ。

ワンスオンリーは、一回入力すればあとは勝手にやってくれること。例えばマイナンバーカードがあれば、一生のうち一回個人情報を入力すれば、以降の人生では一度も再入力を求められないこと。

ワンストップとは、すべてが一回の手続きで完結すること。子どもが生まれたあと一回手続きをすれば、保育園の申請や児童手当の申請や医療証の申請のたびに個人情報を書くためだけに役所に行く必要がないこと(超重要)。


なんだ、便利そうだけど便利なだけだな。でもいいんじゃん、便利になるなら、と思ったあなた、DXはそれだけでは終わりません。

まだ何が起こるかはわかりませんが、確実に何かが起こります。

#え?馬鹿なの?


馬鹿じゃありません。

例えば、「携帯電話でもインターネットが利用できるようになったのは1999年のことだが、その8年後にはiPhoneが登場し携帯電話の役割や使い方だけではなく、ビジネスのあり方まで大きく変わった(『現場が輝くデジタルトランスフォーメーション 長谷川康一』)」

Windows95が世に出た時、まさかそのWindowsのソフトウェアとしての歴史がたったの20年で終わり、SAAS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)の時代が来るなんて誰に予測できたでしょうか?

ブロードバンドが普及した時、個人が広告塔となり好きに稼いで生きることが出来るYoutuberの存在なんて想像もつかなかったはずです。

FacebookがIPOしたときですら、ビジネスとしては絶対に成功しないと批判されました。

未来は絶対に予見できません。

なぜならまだ起きていないからです。

#当たり前のことをそれらしく言っている


DXは確実に何か、とても大きな変化をもたらします。それはバタフライ効果のようなもの(風が吹けば桶屋がもうかる)で、実際何が起きるかは想像を超えてきます。

#っていうか、マーク・ザッカーバーグとかイーロン・マスクとかジェフ・ベゾスの誕生を予測できるわけねーだろ


でも、絶対に変化はやってきます。

変化が起きることだけは、今や確実なのです。


・・・というだけでは芸がないので、少なくとも建設業。この業界で起きることは、ちょっぴり予言しておこうと思います。


①経営管理審査がデジタル化される

②3DCADでの電子納品が当たり前になる

③50人以上の作業員が常時勤務する現場に、情報管理者の設置が義務付けられる

④企業間取引において、デジタル決済が主流になり、決済会社が勃興する

⑤SDGsが建設段階から求められ、入札参加要件にRE100企業が当たり前になる

⑥資材のトレーサビリティ照会が義務付けられる

⑦重機の稼働時間、各作業の作業時間、打ち合わせに要する時間などのビッグデータを収集する巨大ITゼネコンが現れ、現場管理がIT化される

⑧自宅や事務所から5Gで重機を操作するようになる

⑨現場の自動化が進み、24時間現場が当たり前になる

⑩現場からすら化石燃料が消える


まぁ当たるも八卦、当たらぬも八卦。

必要なのは何が起きても対応できる力です。


東京オフィスからは以上です。


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