シン・ドカタ あとがき

こんにちは。

倉持建設工業、東京オフィスの山﨑です。


折角年末なので連載企画をやってみましたがいかがだったでしょうか?
文体のせいか、如実にアクセスが減っていますが、特にうちの社員には是非読んでいただきたいと思います。
内容は少し難しいかもしれませんが、建設現場のDXについて体系立てて論じている文章を僕は読んだことがありません。
僕の予想もまた外れる運命にはあると思います。世界の変化は予測できないくらい早いので。
でも、新しい事を常に知り、常に考えていくことはとても重要です。
毎日の仕事をしながらは大変ですが、今後いかなる仕事にも安泰はないと思ったほうがいいと思います。

さて、連載中は現場とあまり関係ないので触れませんでしたが、建設業に置いてDXが一番影響してくるのは書類関係だと思います。
これまで多くの試みが失敗に終わってきましたが、今後は国や地方自治体のデジタル化が急速に進むと思います。国交省と県土木だけが例外なわけがないので、ついに建設業のデジタル化も達成されるでしょう。
長かった。

経営管理審査は一瞬で終わるようになると思いますし、境界確定もGNSSで行うようになるかもしれません。すでに、建設業の申請・更新などはオンライン化が検討されているそうです。できればグリーンサイトみたいのをAWSで動かして、全国官民共通規格にして頂きたいですね。

これは世界中で言えることですが、建設業に人が来ない理由の大きな点は、その非デジタル的な業態にあると思うのです。

息を吸うようにデジタルを使いこなすミレニアル世代(つまり今どきの子)にとって、膨大な紙の書類や判子文化やFAXでのやりとりなどは、苦痛でしかないでしょう。日経新聞が月々4200円くらいなのですが、今の子は絶対に購読しないでしょう。情報は無料で取得できるのが彼らの当たり前。デジタル化されていない、公開されていない情報など、存在していないのと同じです。

これはこの時代に限ったことではないですが、最終的な勝者は学び続けた人です。好奇心は猫を殺すといいますが、好奇心を失うことはあなたを誰かと同じにしてしまうでしょう。

一緒に学んでいきましょう。これからも。


東京オフィス(今年最後)からは以上です。

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