DXってなんだっけって思った時に読む話

こんにちは。
倉持建設工業、東京オフィスの山﨑です。

昨日PCR検査を受けて、ドキドキしながら結果を待っています。
#陽性だったら2週間青森で自宅待機
#もしそうなったらPS5買おう

さて、最近DXってよく聞きませんか?ダウンタウンDXではありません。
#遊戯王GXでもない

デジタルトランスフォーメーションのことをDXと言いますが、wikipediaによれば、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念だそうです。
まったく意味がわかりませんね。
#難解

具体的な業務に落とし込んで考えると少しはわかりやすいかもしれません。実はうちの会社では、早くからこのDXに取り組んでいっています。
#まじか


1.データのデジタル化、オンラインスレージへの移行

建設業界ではまだまだ紙媒体での仕事が多いですが、当社ではデータはすべてデジタル化しています。オンラインストレージ(google drive)にデータを共有し、誰でもどこからでもデータにアクセスできるようにしています。
こうすることで、紙媒体を回収するためにいちいち事務所に行ったり、大量の資料を持って仕事場に行ったりする必要がないので、業務を効率化出来ます。
また図面を忘れて仕事にならない!みたいなことも防げます。今どき印刷は全国どこでもコンビニでできますし。

2.工事データの集約化、見える化

まだまだ改善の余地がありますが、当社ではAndpadを導入して、工程表の共有を行っています。こうすることで、案件担当者以外にも工事状況を共有し、課題や問題点を全員で考えられるような環境にしています。
多くの問題は、手がつけられなくなってから発覚することが多いので、当社ではオンライン会議(google meet)で週一回会議を行い、横断工程表を見ながら、それぞれの担当者から工事進捗や課題を発表しています。

3.社内連絡のデジタル化

当社では、主にSlackを使って社内の連絡を行っています。現在は「業務連絡」と「経理関係」というチャンネルが主に稼働していますが、今後ちゃんと営業部などが動いてくれば、「営業」、「施工管理」、「工務」とチャンネルを分けていこうと思っています。
最近SalesforceがSlackを買収したので、ちょっとはらはらしています。
SlackがSalesforceの限定サービス担った場合、他のコミュニケーションツールを使うか、思い切ってSalesforce導入するかは悩みどころですね。
Salesforce高いんだもん。

4.環境をGoogle chromeに統一

当社では、PCでの作業環境をGoogle Chromeに統一しています。Gmail、Drive、Meet、やブックマークなどは、会社のアカウントでChromeでログインすれば、どんなPCやスマホでも同じ環境で仕事をすることができます。
これによって、例えば手元に会社のPCがないような状況でも、普段と変わらない環境で仕事をすることができるので、例えば、5分で終わる作業のために会社に戻れば1時間かかる、というような状況であれば、自宅に直帰して終わらせることが出来ます。

5.社員の分散

最近テレワークという言葉が注目されています。会社に皆が集まって仕事するのではなく、自宅などの会社以外の場所から遠隔で仕事をするという意味ですね。
#たぶん
当社でもテレワークが進んでいて、一時期、本社には課長が二人しかいませんでした。
#今でも状況はあまり変わっていない
#社長は青森常駐
一番遠い社員は宮崎で仕事をしています。あったかそうでいいですね。

この分散ができるのも、1〜4までの準備があってのことです。7月に本社に加えて、つくば、東京にオフィスを出しましたが、こういう試みは今後も続けていきたいと思います。

そう言えば、昨日PCR検査受けたとき、外のテントで受けたんですが、中に入れてもらえなかったので、薬局の処方箋はどうするのかなと思ったら、病院から薬局にFAXしていました。これも立派なDXだと思います。
メールにしたら一番いいとは思いますが、これができるなら、全部これにしてもらった方が患者は助かるなぁと思いました。
例えば、薬局を指定して、自宅近くの薬局に予めメールしておいてもらえれば、着いたときにはもう受け取れます。薬局行くときはただでさえ体調悪いときなので、こういうサービスが一般化するといいですよね。

DXで一番大事なのは考え方を変えることです。「これはこうじゃなきゃいけない。なぜなら前からこうだから」というのはどの業界にも存在する慣例ですが、決して不変ではなく、なんなら今ではほとんどが無駄です。
これからの時代は望むと望まざるとに関わらず、どんどん変わっていかなくてはいけません。変えてみて、駄目なら戻せばいいのです。
この変化するためのコストも、後戻りのコストも、デジタルなら安く済むというだけのことです。

これからもどんどん色んなものを取り入れ行きたいと思います。

東京オフィス(早くPCRの結果を知りたい)からは以上です。

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