茨城県補完計画 第零話 茨城県、その不遇



あなたは茨城県のことをどれくらい知っているのでしょうか?
都道府県魅力度ランキングでしか茨城のことが話題になることはない、そういう人が大半ではないでしょうか?そのランキングで、茨城県は昨年ついに最下位を脱出しました。
いじり甲斐がなくなり、ついに話題に登ることすらなくなることを危惧しているのは私だけでしょうか?

多くの人は茨城県の事を知らなすぎます。それは、当の茨城県民もそうです。私自身は茨城県民ではありませんが、皆が茨城のことを知らなすぎることに怒りすら感じます。

茨城県と言えば?と尋ねれば、ほとんどの人が水戸納豆と答えますが、茨城県の県庁所在地は?と聞けば、皆が首を傾げます。中には笑顔で「つくば」と即答する人すらいます。
だいたいからして昨年の納豆消費量ランキング一位は盛岡です。そこは意地でも水戸がとっておくべきではないのでしょうか?

鬼怒川と利根川の水利権がないため、県西まで霞ヶ浦から水道を引き込まざるを得ない哀しい現状をご存知でしょうか?

東京からすぐの距離にありながら、鉄道に接続していない坂東市や稲敷市をご存知でしょうか?

私は茨城県で4年以上仕事をしてきました。
この県の良いところも悪いところもたくさん見てきました。
今回の連載では、茨城県の、その現状を説明させていただき、そして、その取るべき未来について僭越ながら語らせていただきたいと思います。

本連載は、以下の章立てで書かせていだきます。

第壱話 大井川知事、襲来
第弐話 茨城県総合計画
第参話 学園都市つくば
第四話 怪物、落合陽一
第伍話 茨城、新生

尚、第壱話は明日公開しますが、内容を重視したいので、たぶん毎日連載と言うわけには行かないと思いますので、ご了承ください。

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