こんにちは。
倉持建設工業、東京オフィスの山崎です。
今日は鬼滅の刃を扱おうと思うのですが、僕はリアルタイムジャンプ派なので最終話まで読んでいます。
アニメ派、JC派の方は速攻ブラウザバックして出て行って下さい(最低のブログ主)。
さて、うちの子の小学校でも鬼滅の刃は大人気です。
最近は娘が、「血鬼術 爆血」とか言って僕を殴ってきます(そんな技ではない)。
主人公の炭次郎、猪之助、義勇など、皆さんそれぞれの推しがあるでしょうが、僕が好きなのはなんと言っても吾妻善逸(あがつまぜんいつ)です。
え?善逸?炭次郎の方が格好いいじゃん、とか、義勇の方がイケメンじゃん、とか、胡蝶しのぶはオレの嫁(病院行ってください)、とか、色々な主張があると思いますが、何故僕の推しは善逸なのか。
今気付いたんですが、僕はヘタレが好きです(ええっ)
ジョジョ一部で言えばポコ(ねーちゃん、あしたっていまさ)、1stガンダムで言えばカイ・シデン(早い、早いよっ)、ジョジョ2部で言えばシュトロハイム(俺の脚を切断しろ)、Zガンダムで言えばウォンさん(ニュータイプだというのか)、ヘルシングで言えばペンウッド卿(私は無能かもしれんがひきょう者ではないよ)、ジョジョ3部で言えばポルナレフ(あとは閻魔様にまかせたぜ)、ZZガンダムで言えばビーチャ(人の悲しみを、土足で踏みにじるような真似をするからだ)、ロードオブザリングで言えばピピン(すべての星々の名前を)、ジョジョ4部で言えば早人(僕も、待ってるよ)、ガンダムポケットの中の戦争で言えばバーニー(クリスによろしくな)、ゲームオブスローンで言えばサム(今は独りじゃないから怖い)、ジョジョ五部で言えばNO.5(えーん えーん)、ガンダム0083で言えばキース、スターウォーズで言えばハンソロ(確率なんてくそくらえだ)、ジョジョ6部で言えばエンポリオ(僕の名前は、エンポリオです)、ガンダムユニコーンで言えばアルベルト・ビスト(もうやめましょう)、うしおととらの野村くんについては前回書きました(しかしジョジョとガンダムが多い)。
ヘタレがヘタレたままでは価値がありません。それはどこにでもいるただのヘタレです(僕は何を言っているのでしょうか?)
しかし、ヘタレがヘタレを超え、人間性を爆発させるその瞬間!
僕らは、人間の成長があらゆる困難を超えることを知ります。
彼らは、どこにでもいる僕らそのものです。
吾妻善逸はヘタレです。
修業が嫌で。
痛いのが嫌で。
死ぬのが怖い、普通のメンタルの人間です。
でもこれって普通です。
誰だって、努力は大変です。
誰だって、苦痛で手足が萎えます。
誰だって、死を突きつけられれば、何もすることはできません。
自分の為には。
でも大切な人の為なら、彼らは立ち上がります。
普通の僕たちも立ち上がります。
だって、大切な人を守らないといけないから。
大切な人のために、僕らは生きているから。
善逸の前に立ちはだかるのはかつての兄弟子です。
鬼となった兄弟子です。
彼が鬼となったために、師匠であるじいちゃんは腹を裂いて死にました。
6つある雷の型。
落ちこぼれの善逸。
優秀な獪岳(かいがく)。
鬼殺隊の善逸。
鬼となった獪岳。
一の型しか使えない善逸。
一の型だけ使えない獪岳。
鬼の力を使った雷の呼吸の技に、追いつめられる善逸。
その時、善逸は静かに、何かを思い出すように雷の呼吸をします。
6つある雷の型。
落ちこぼれの善逸。
優秀な獪岳。
鬼殺隊の善逸。
鬼となった獪岳。
一の型しか使えない善逸。
一の型だけ使えない獪岳。
6つある雷の型。
落ちこぼれの善逸。
優秀な獪岳。
鬼殺隊の善逸。
鬼となった獪岳。
一の型しか使えない善逸。
一の型だけ使えない獪岳。
6つある雷の型。
落ちこぼれの善逸。
優秀な獪岳。
鬼殺隊の善逸。
鬼となった獪岳。
一の型しか使えない善逸。
一の型だけ使えない獪岳。
『雷の呼吸 漆ノ型』
6つある雷の型。
落ちこぼれの善逸。
優秀な獪岳。
鬼殺隊の善逸。
鬼となった獪岳。
一の型しか使えない善逸。
一の型だけ使えない獪岳。
『火雷神(ほのいかづちのかみ)』
一撃で獪岳の首を飛ばしたその技に、獪岳は悔し気に言います。
『畜生!!畜生!!やっぱりあの爺 贔屓しやがったな!!
お前にだけ教えて俺に教えなかった』
そんな獪岳に、師の仇を討ったというのに、達成感も、何の感慨もないように、善逸は言います。
『違う 爺ちゃんはそんな人じゃない』
『これは俺の型だよ 俺が考えた俺だけの型
この技で、いつかアンタと肩を並べて戦いたかった…』
普通の善逸は、いつしか天才、獪岳が想像もしなかった新たな型を編み出していました。
自分の大切なものを守るために。
薄れいく意識の中、三途の川の向こう側で、師であるじいちゃんは、鳴柱、桑島慈悟郎は涙ながらに言うのです。
『お前は儂の誇りじゃ』
東京オフィスからは、以上です。
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