LinkedInで、たまにヘッドハンティングされるお話

こんにちは。

倉持建設工業、東京オフィスの山﨑です。


皆さんは、LinkedInってご存じですか?


Wikipediaによれば、

「LinkedIn(リンクトイン)は、世界最大級のビジネス特化型SNS、および同サービスを提供するシリコンバレーの企業」であり、

「LinkedInでは、利用者がビジネス専用のプロフィールを作成し、サービスの中でビジネスのつながりを広げ、ビジネスパートナーや人材を探したり、営業先の顧客や商談先、専門家などとコンタクトを取ることができる。」

まぁビジネス向けのFacebookみたいなものですね。

もっぱら求人活動に使われていて、日々活発に利用されています。

日本だと、転職活動は転職会社に頼むのが一般的なので、あまり活用が進んでないイメージですが、僕は一応登録しています。

英語で登録しておくと、英語でオファーが来るので勉強になるからです。


面白いもので、日本の建設業の技術者で、英語ができるというだけで、結構オファーが来ます(月に2件くらい)。

昨日も、世界最大手の太陽光パネルメーカーから、日本でのプロマネのオファーが来ました(断りました)。

EPC(日本でいうゼネコンみたいなもの)からのオファーも結構多いです。

ここだけの話、前職のころ、APAC地域の建設部門の統括マネージャーやらないかと言われて心動いたことがあります。本社がシンガポールじゃなければ行ってたかもしれません(単身赴任は嫌)。

僕は電気工事や土木工事の技術者としては2流ですが(3流かもしれない)、

英語ができると言うだけで、結構仕事の幅が広がります。

昔、堀江貴文さんがこんなようなことを言っていました。


「100万人に一人の才能があるやつはほとんどいない。

同じ事を一生やっても、もし自分に100万人に一人の才能がなければ凡庸で終わる。

だが、100人に一人の技術を二つ持っていれば、1万人に一人の人材になれる。

3つ持っていれば100万人に一人の人材になれる」


僕は資格マニアみたいなことを言われますが、結構この言葉の影響を受けています。

電気の資格を持っている人はいっぱいいますが、電気と土木を持っている人はあまりいません。

英語を喋れる人はいっぱいいますが、電気と土木の資格を持っていて英語を喋れる人は、今のところ僕以外で見たことはありません(たぶんいると思いますが)。


100人に一人くらいの技術なら、凡人でもなんとか習得できるものです。僕は凡人なので、手数で勝負しています。


最後に、GAFAのとある企業から、日本のデータセンターの建設責任者をやってほしいというオファーが来た時の、彼の会話が素敵だったので紹介して終わりにします。


”Hi Toby, Nice to see you. I'm very interested in your suggestion. But now I'm facing on very hard situation in Japan, because of COVID19.My wife is a nurse and she'll be back to the battle field next to the next week. I wanna focus on helping her and our children. Thank you very much for your offer. BR Sho"

(トビー、はじめまして。提案はとても魅力的です。ただ、新型コロナの件で、日本ではきつい事態になっています。妻は看護師なんだけど、再来週から戦場にもどることになっている。僕は妻と子どもたちのために注力したい。オファーはとてもうれしかったよ)

相手

"Hi Sho, I completely understand your situation and thank you for your wife's contribution during these very unusual times. Stay safe and all the best!!"

(翔、状況は完全に理解できるよ。こんな異常な状況で、皆のために働こうとする奥さんに有難うと伝えてほしい。安全で健康であるように祈っているよ)


もう二度と言葉を交わさないような相手に、こんな親切なことを言う人がいるのだから、世の中捨てたものじゃないなと思いました。


東京オフィスからは以上です。

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