エンタメデイ RPG① ライブ・ア・ライブ 知るがよい オディオの意味を 編

こんにちは。
倉持建設工業、東京オフィスの山崎です。

僕は一応国立大学に行ってるので、いい大学に行くなら子どもに何をさせたらいいですか?とか聞かれる事がありますが、答えは一択です。

RPG!
#対戦車擲弾発射器じゃない方のやつな

僕の少年時代はRPGとともにあったと言っても過言ではありません。
って言うか、大学受験以外は勉強とかまったくしてませんでした。
ひたすらRPGやってました。
#あとスト2と鉄拳と餓狼とサムスピ
#結構やってんな

大抵の学力と社会に関わることはRPGで学んだと思います。

ドラクエでは、確率を。
FFでは、職業と職能を。
聖剣伝説では勇気を。
ロマサガでは、社会発展史を。
メガテンでは、宗教史を。
バハムートラグーンでは、愛した女性に裏切られるとはどう言うことかを学ばせていただきました。
#パルパレオスは絶対に許さない

そんな僕が今回お勧めしたい作品は知る人ぞ知るこちらの名作。

ライブ・ア・ライブです。




いやぁ、周回しました。これとロマサガ3はまじで周回しました。
とは言ってもライブ・ア・ライブはクリアのそれほど時間はかかりません。
まぁロマサガ3も1徹すれば1周終わりますが。
#コントローラ持ったまま寝てたりした

ではライブ・ア・ライブから何を教わったか。
それは人間の弱さが如何に邪悪なのか、ということです。
僕はライブ・ア・ライブで、何故人が強くなければいけないかを学びました。
人を傷つけるのは悪い人ではありません。
弱い人なのです。

ライブ・ア・ライブは7人の主人公と7つの世界を旅するゲームです(だから、ライブ・ア・ライブ)。

それぞれの主人公がとても魅力的なので、全部書いていきたいところですが、ファンの間で語り草なのはなんといっても、中世編です。

中世編では、ドラクエ風の世界で、勇者に選ばれたオルステッドが主人公です。
オルステッドには、婚約者の王女アリシアがいましたが、魔王に連れ去られてしまいます。
オルステッドは、親友のストレイボウとともに、世界中を旅して魔王を探します。
その中で、人間を信じられなくなり、世捨て人となった先代の勇者を仲間にします。
なんとか魔王を倒して一同ですが、姫が見つかりません。
ハッシュはこの魔王は偽物だと言い残し、病で命を失います。
更に、親友のストレイボウを落盤の罠で失います。
失意のオルステッドは城で一晩休むのですが、そこに再び魔王が現れたのです。
オルステッドは魔王を斬り伏せました。
しかしなんということでしょう。
オルステッドが魔王と思い殺したのはなんと国王だったのです。
訳がわからないオルステッド。
王殺しの罪で追われるオルステッドは、再び魔王がいた禁断の地へ。
そこで彼を待っていたのは。。。。



死んだはずの親友、ストレイボウでした。
以下、小学生の僕が衝撃を受けたストレイボウのセリフ。冷静沈着な親友に豹変ぶりに人間不信になりました

フフフ… ハハハハハ! ヒャーッヒャッヒャアア!!
おもしれえほど かんたんに ひっかかったぜ。
ハッシュが ぶざまにも おっちんだ後だったしな!
後はてめぇを ぜつぼうの ドンぞこに つきおとすため 王殺しの罪をおわせた!
だが・・・・ てめぇは ここに来やがった!!
てめぇは いつもそうやって! 俺のしてえ事を ブチこわしやがるッ!! むかしッから そうだ!
俺がどんなに どりょくしても! てめぇは いつも そのひとつ 上を行っちまうッ!!
あの決勝大会の時もなあッ!
俺が あの夜 どんなに 苦しんだか・・・・
てめえにッ! てめえなんかにッ!! わかられて たまるかよッ!!
だが・・・・  俺は 今迄の俺じゃあねえ・・・・
今こそッ! てめえを ブッたおしッ!!  てめえの引き立て役だった 過去に決別してやるッ!!
あの世で 俺にわび続けろ オルステッドーーーーッ!!!

この醜い逆恨みの為に、オルステッドはすべてを失ったのです。
親友と信じた男の衝撃の告白に圧倒されるオルステッド。
そして強くなりすぎたオルステッドはストレイボウを倒します。
そこに現れるアリシア姫。
姫はストレイボウに確保されていたのです。
せめて姫だけでも助かってよかった。
そう思った小学生の僕の目の前で、なんと姫はストレイボウの後を追って自害します。

まじでか。
そんな事があり得るのか。
小学生にこんなゲームやらせていいのか。

しかも、あまりに絶望したオルステッドは自身が魔王オディオになってしまいます。
そして、7人の主人公たちととともに、僕はこのオルステッドを倒さなければいけないのですが、まぁ、この、つらいこと、つらいこと。
感情移入していた主人公を自ら倒すという恐ろしい業を負わされます。

「それは太古なる昔より、はるかなる未来まで、平和なる時も、混乱の世にも、あらゆる場所、あらゆる時代に、戦いの火種となるもの。
人間がいる限りその感情は途絶えることはない。その感情の名は『憎しみ』。あるいはオディオという」

東京オフィスからは以上です。

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