こんにちは。
倉持建設工業東京オフィスの山﨑です。
今、青森行きの機内でこの文章を書いています。
機内でWifiが使えるってめちゃくちゃ便利ですね。
(高度4536mからのディズニーリゾート)
普段休日に更新はしないのですが、ここ最近現場からの短いレポートしか上げてなかったので、ちょっとだけ取り止めのない文章を書かせて頂きます。
最近すごく感じている事があって、それはかなりデカい時代の節目に僕たちがいるのではないかという事です。
先日、ある方の面接をZoomでやっていたのですが、その1時間前には社員との会議をMeetでやっていました。
時代も変わったなぁなどという話ではなくて、別にこんな事はSkypeで昔からできた事だと思うんです。
なのでこれは、技術的にはすでにあったものに対して、需要があとからマッチングしたという事だと思うんですね。
僕は、人間的にはどうかと思うのですが、スティーブ・ジョブズは時代を変えた天才だと思っています。
Appleを追放された彼が舞い戻り、モニター一体型のPC(iMac)を打ち出したとき、どんな市場調査でもそんなニーズはないと出ている、と社内で大反対されたそうです。
iPhoneを発表したとき、ボタンがない電話なんて一部のギーク(オタクのこと)しか買わないと馬鹿にされていました。
iTunesを発表したとき、インターネットで音楽を販売するアイデアなんて、レコード会社に潰されて終わると言われました。
またiPadを発表したとき、アナリストはこぞって、これまでにもパッド型PCは存在したが、成功した事は一度もない、と言っていました。
結果はどうだったか?
iMacはAppleを復活させ、iPhoneは人々の生活を一新し、iTunesはインターネットでの音楽購入を常識にし、iPadは今も最新モデルが売れ続けています。
天才にはまるで、人には見えない未来が見えているようです。
僕は天才ではありませんが、確実に見えている未来があります。
それが建設業のICT化です。
人手不足は今後も確実で、資材の価格も上がっていくでしょう。あらゆるコストが上がっていく中、しかし国内需要は減退し、地方税収は下がっていく一方なので、建設業に対する投資は細ります。
この中で、建設業を続けていくなら、僕は2つの事が必要だと思っています。
一つがICT化。
ICT建機、GNSS測量、3DCAD。
これらは今後必須になるはずです。
すでに当社はすべて持っています。
しかし重要なのは次です。
それが、仕事の直営化。
ICTを用いた仕事は、仕事に参加する全員がその前提に立っていないとうまくいきません。
こちらがICTでやってて、下請けが何それ美味しいの?と言っているのでは話になりません。
また、設備を共有する以上、情報流出の危険性も高まります。
ICT化と直営化。
これは、今後建設業をやっていくなら、絶対に必要となる両輪です
その為の打ち手を、今後もどんどん打って行きたいと思います。
東京オフィス(飛行中)からは以上です。
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