高崎から三沢への移動はさすがにきつい件についてではない

こんばんは。
倉持建設工業、東京オフィスの山崎です。
最近、投稿が途切れがちで申し訳ないです。





投稿したかったのですが、一昨日PCをなくしてしまい、さっきヤマダ電機で買ってきました。
店員さんに、「それChromebookですけど大丈夫ですか?」と聞かれました。
大丈夫。chromebook買う人は、大抵大丈夫な人のはずです。
#知らないで買ったら大変だけど

さて、今週は色々ニュースがありましたので、それを取り上げてまとめたいと思います。
日本にとって、結構重要な転換点となる週でしたので、是非よくよくチェックしていただければと思います。
#特にうちの社員の人


菅首相が、日本の首相として初めて、CO2の排出量を2050年で実質ゼロにすると表明しました。これは中国の60年より野心的で、EUとほぼ同等の目標です。
実質ゼロというのはネットでゼロということなので、再生可能エネルギーの活用なくしては達成できません。
足元の普及率ではまだまだ不足していますので、今年度のエネルギーミックスは、なかなかタフな内容が盛り込まれるとおもっていいと思います。


このニュースをうけて、Co2ゼロを建前に原発を新設するつもりだーと言ってる人がいますが、原発の新設のリスクはもう、民間企業が負えるものではありません。
新設は、好むと好まざるとに関わらず、日本では難しいでしょう。
もちろん再エネだけで電力需要をまかなえるわけではないので、石炭火力をやめていくなら原発は超重要です。
なので、世耕さんの話は、原発再稼働に向けた観測気球と見るべきだと思います。


中国が2035年にガソリン車を全廃するというニュースです。
2035年といえば、うちの下の息子が26歳です。
うちの息子あたりは、もうガソリン車を知らない世代かもしれません。
今日スペイン人のモニカと話していて、レンタカーを借りたんだけどあれはガソリン?軽油?と聞かれました。
もちろんガソリンなのですが、EUでは乗用車はほぼほぼ軽油なので、モニカは不安だったのでしょう。
その軽油も、EUではフォルクスワーゲンがやらかしたので、相当劣勢です。
つまり、世界的にエンジン車は廃れていくでしょう。
中国がEVを推すのは、エンジン車よりも新規参入を促しやすいという側面があると思います。
いずれにしろ、世界的に電力需要は高まっていくということはほぼ確となりました。


河野さんが再エネの普及にご不満という記事です。現在17%なのを、EU並の30%くらいにしていきたいというお話です。
日本では系統負荷が大きい再エネは役に立たないという議論が多いですが、現にEUでまわっているのですから日本でできないわけはないと思います。
よく、EUは大陸でつながっている、日本は孤立している、電力の安定は再エネを混ぜたら無理だ、という意見がありますが、東京だけでEUの一国の電力消費量に匹敵(あるいは超える)しますからね。
日本の電力需要をなめてはいけません。


これらの記事から、今後の日本の行方は。。。

①EVが普及してエンジン車が廃れます

日本のGDPの10%は自動車が稼いでいますので、日本にとってはかなり厳しい時代になると思います。
日本が安全性の高い、消費者に受け入れられるEV車を出せるかは、豊田章男さんにかかっているのではないでしょうか。
いずれにしても、日本の電力需要は、人口減時代においても加速するでしょう。

②電力は地域分散する

もはや、大型の発電所から超高圧の電力を送配電網を使って送電するという時代ではなくなると思います。
電力はマイクログリッド化して、地産地消するようになるでしょう。

③再エネは、何らかの形でより推進される

何らかの形というのは、それが現状のFITによる後押しではないと思うからです。
再エネは、補助金産業を抜け出して、EUのElectrical poolみたいなかたちになっていくでしょう。


今、僕が言っていることは、現時点ではわけがわからないとおもいます。
でも、結構大事なことなので、できるだけ向き合って考えていただければと思います。
#特にうちの社員の人

東京オフィス(移動中)からは以上です。

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