巨人を倒すより巨人になる方が無理がない#進撃の話ではない

こんにちは。
倉持建設工業、東京オフィスの山﨑です。

最近現場のことを書いていないのですが、現場やってないわけじゃなくて、色々ありすぎて個別に書くとまとまらないので、どこかのタイミングでまとめて記事にしますね。
とりあえず今言えることは、青森は半端なく寒いということです。
#知らないで行ったのか




さて、僕は常々とりあえず従業員数を20人以上にしたい!とバカの一つ覚えのように言っていますが、これには根拠があります。

先週、未来投資会議を廃止してできた、成長戦略会議で提出されて話題になっていましたが、現在の中小企業の定義は、建設業においては、「資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人」です。
これ以下のラインをすべて中小企業とするのは乱暴なので、更に下のカテゴリーで、中小企業のうち従業員20人以下の企業を「小規模企業者」としています。
とりあえずの目標としてここから脱出したいというのが僕の主張です。

少し難しい話ですが、社員一人あたりの売上と従業員数には明確な相関関係があります。
以前調べたのですが(2015年中小企業白書)、小規模企業と中小企業とでは、従業員一人あたりの売上高で、177%の開きがあります(!)
小規模企業と大企業に至っては、414%もの開きがあります(!?)
人間の平均的な能力にそれほどの開きがあるとは考えにくいので、これは完全に規模による効率化、合理性の問題、つまりいわゆる「規模の経済」が効いているということだと思います。
#何も不思議なことが起きていない

つまり、同じ人を採用するとしても、売上ベースでは、大企業では1人採用すれば小規模企業の4人分に相当するということになります。
#んなアホな

これは個人の力ではどうしようもない組織の力です。
僕がまず従業員数を増やしたいと言っているのは、個人の力ではどうしようもないことをどうにかするには、組織の力を大きくするしかないからです。

特に、今は情報化が進み、一緒に仕事する企業を探すのが昔より容易になりました。建設業はHPがない会社が多いこともあり、まだまだマッチングは口コミが多いですが、それでもどんどん変化していっています。
そうした時代では、小規模企業と中規模企業がいた場合、中規模企業への依頼を優先するのが当然だと思います。
そうなると、小規模企業は「金額」や「納期」や「融通」面で、中規模企業よりも悪い条件で仕事を受注せざるを得ず、結果として売上が下がっていくという悪循環に陥ります。

この構造は、変えることはできません。
もちろん一部のベンチャー企業は例外ですが、それはベンチャーのうちだけです。
大企業ほどコピー能力に優れているので、いつまでもベンチャーでいれば、大企業にサービスをコピーされて潰されます。これは自然の摂理みたいなもので変えようがありません。
#カエルの子はカエル

そういうことで、倉持建設工業では多様な人材を募集しています。
興味がある方は、是非HPを覗いてみてください。

東京オフィス(朝飯後)からは以上です。

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