こんにちは。
倉持建設工業、東京オフィスの山﨑です。
日本の人口動態がまじでやばいです。
このリンクはgoogleが世界銀行の数字をグラフにしたものです。
先進国はどの国も人口増加率の低下に苦しんでいますが、人口増加率がマイナスになってしまっているのは日本だけです。
どの国も少子高齢化に苦しんでいますが、少子高齢化しながら人口も減るという無理ゲーに挑んでいるのは、世界史上、日本が初めてでしょう。
#ゲームバランスがおかしい
こちらは総務省の推計ですが、2060年には人口は9000万人まで減少し、高齢化率は40%に迫るとのことです。まぁ、その頃は僕も普通に後期高齢者ですけど。
#生きているかも怪しい
世界的に見ても極めて稀な自体ですが、いくつか予想可能な変化があります。
①東京一極集中が進む
残念ながら、人口が減っていく世界で、地方が再活性することはないでしょう。
限定地域でスーパーシティみたいなものが出来る可能性はありますが、地方では色んなものが圧倒的に手に入りづらくなっていく(今既にそう)ので、人々はより東京に集中するでしょう。
②不動産価格が下がる
①の理由で、山手線の内側の地下は維持、あるいは上がるかもしれませんが、それ以外の不動産価格は基本的に下落傾向となるでしょう。
③デフレになる
需要が減るので、モノの値段は下がらざるを得ません。高齢化が進めば購買力も低下するのでなおさらです。
④税収が減り、市民サービスが低下する
当然そうなります。すでに地方と東京の役所等のサービスには天と地ほどの開きがありますが、地方は今後、サービスの提供自体が難しくなっていくでしょう。
人口動態からは以上のような変化が起きることがほぼ確定しています。当社で言えば、以下のようなことをしたり、しなかったりする必要があります。
①公共工事の割合を減らす
東京都以外の地方自治体は衰退の一途を辿ります。公共工事に頼る経営は危険を通り越して自殺行為だと思われます。
②仕事の種類を出来る限り多様化する
変化の激しい時代、どういった産業が伸びるのかは誰にも予測できません。できるだけ多くの手を打っておいて、駄目なら即座に切り替えるというスピード感が重要です。
③不動産は購入しない
絶対買っちゃ駄目。どうしても購入するなら山手線の内側の収益物件。
④事業の収益性を上げる
儲からない仕事はやらない、という事が重要です。そういう仕事は安い上に、いずれなくなっていきます。
以上、大変な時代ですが、皆んなで知恵を出し合ってがんばりましょう!
東京オフィスからは以上です。
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