こんにちは。
倉持建設工業、東京オフィスの山﨑です。
昨日、当社社員の古川くんが交通事故を起こしました。
相手の方の早期の回復をお祈りするとともに、当社の社員が事故を起こしましたことを謝罪いたします。
幸い命に別状はありませんでしたが、右折時に相手の車両と正面衝突する形になり、車両は(おそらく)全損。
一歩間違えれば、死亡事故となるところでした。
古川くんには猛省をお願いしたいところですが、建設業界ではどの社員も一般の方よりも車両に乗る機会が多く、交通事故の危険は誰しもが抱えています。今日は、交通事故について少し調べてみました。
交通事故でもっとも多い要因は「安全不確認」
調べてみると、「飲酒運転」などのわかりやすい自己要因は全体の1%未満。
もっとも多い要因は「安全不確認(30.7%)で、2位の「脇見運転(15.6%)」と比べても倍です。3位は「動静不注視(11.3%)」で、これは『相手が止まってくれるだろう』という、見えているのに対応しなかった、というやつです。
またすべての事故の状況で多いのは「車両同士の衝突(35.5%)」で、次は車両同士の出会い頭の衝突(24.5%)となっており、車両同士の事故が全体の8割を占めています。
※「グーネット中古車」のインターネット記事から数字を引用させていただきました。
自分だけは事故をしない、はない
こちらの記事では1年間で事故を起こす可能性が1〜2%であり、30年間運転すると考えると、25%程度になる、と書かれています。
もちろん、運転頻度の高い人のほうが技量が高い傾向があるでしょうから、単純計算はできませんが、年間1〜2%という数字も決して低い数字ではありません。
100人に一人、ないし50人に一人という割合です。
誰しもが事故を起こす可能性があると考えるべきです。
事故が起きるのは日々の積み重ね
施工管理者にはおなじみのハインリッヒの法則というのがあります。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリ・ハット)が存在するというもので、建設現場では如何にこのヒヤリ・ハットの数を抑えるように不安全行動を回避するかが重要となります。
交通事故も同じです。
交通事故を起こすのは、日々の異常の積み重ねです。ハインリッヒの法則の最大の指摘は、行動の数が増えるほどリスクが増える点です。
「誰しも事故を起こしうること」、「車に乗る機会が増えれば増えるほど事故の確率も上がる」(当たり前に聞こえるかもしれませんが)を念頭に、日々安全運転をお願いします。
東京オフィス(普通免許なし)からは以上です。
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