社会進化論的に考えるCOVIDの意味

こんにちは。
倉持建設工業東京オフィスの山﨑です。

毎週恒例の東京⇆三沢移動ですが、数えたら21回目です。
普通は身体ぶっ壊れてそうなものですが、不思議なもので、割と平気です。
#それを壊れていると言うのかもしれない

最近弊社では採用に力を入れているのですが、え?こんな感じの人が!?と言っちゃうくらいの立派な人材からも応募を頂いたりします。
どうやら世の中は思った以上に大変な有様の様です。
#ちょっと5ヶ月ほど俗世と切り離されているのですみません

結構感慨深いので、このパンデミックが人類に与えた社会進化論的インパクトを考えてみたいと思います。

普通の生物は、自然環境に対する適者生存によって種が進化するわけですが、どっこい僕たちのような社会性を持つ動物は社会が自然環境に適応しようとするので、個の生物としての性能が、自然環境での生存の成否に直結するわけではありません。
大寒波の時に生き残るのは十分な燃料を購入できる個体で、寒さに強い個体ではないですよね?
同じ様に、これまでの数世紀、生存に有利とされたのは、肉体的に強い個体ではなく、長時間椅子に座っていられるストレス耐性のある個体でした。
いわゆるホワイトワーカーですね。

僕は以前からこのホワイトワーカー優位社会否定派で、だから建設業やってるんですが、体を動かす仕事から離れれば離れる程、僕らにかかる動物的なストレスの負荷は増大します。
これは科学的に確かめられていて、日常的に筋トレする人はそうじゃない人に比べて優位にストレス耐性が高いんです。僕は別に好き好んで週一ジムに行ってる訳ではないんです。
#嘘です。筋トレ好きです。

今回のパンデミックの影響は結構バカに出来ないなと思っていて、どうしてこんなに東京の緊急事態宣言が延長されまくってるのかと言えば、民意な訳ですが、民意という事はつまり、皆んなが働きたくないという事です。
メチャクチャ語弊がありますが、これがホワイトワーカーの宿痾で、働かないでお金がもらえるならそれに越した事はないのだと思います。
僕らのような成果物を納めてなんぼという仕事ではないからです。
結果派遣やバイトや自営業の方は地獄を見ているのですが、そういった雇用調整人員の苦境は実力主義が切り捨てます。
でも、実力主義ってそういう事ではないと思うんですよ。
たまたま学校の成績がよくて、数に限りがある椅子にたまたま座れた人が偉いなんて事はないと思うんです。
そして、これまでのそうしたシステムは、Covidによって崩れ去ってしまうと思うんです。

シンドカタという連載で結構語っちゃったので詳しくは言いませんが、絶対に体を動かした方がいい時代がきっと来ます。

なぜならヒトは、初めからそういう風にできているのですから!

東京オフィス(移動中。腰はいたい)からは以上です。


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